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コラムとレシピ
最近、健康食ブームが続いています。
食の欧米化が進んできている中でカロリーなどのとりすぎで成人病や食生活の変化などいろいろな問題が起こっています。
「
病は口から
」ということわざが中国であるように、口から摂取した食べ物が体を左右しているといっても過言ではありません。
自身の健康は自分で管理するしかない!
そうした意識の中から健康食が流行っているのだと思われます。
今回は書店でもよく目にする「
薬膳
」について注目してみました。
薬膳料理というと、漢方のイメージがあるとは思いますが、もっと幅広い意味を持っています。
薬膳料理には目的によって2つに分けられており、一つは病気を予防するために季節に応じた滋養強壮効果のある素材を使用するものです。もう一つは病気にかかってしまった場合に、崩れた体の陰と陽のバランスを整えて病気を治していくものです。
これらの考え方をもとに、薬膳を活用する上で「
五味・五性
」というものが重要になってきます。
すべての食材は「五味・五性」にそれぞれ分類されます。
五味
・・・五臓との関係、そして効能の上で分類されたもの。
酸
酸っぱい味で収斂(しゅうれん)作用があり、肝臓によい。
梅、橙など
苦
苦い味で消炎作用などがあり、心臓によい。
肝、にがうり、ゆりなど
甘
甘い味で滋養強壮を養う作用があり、胃によい。
はちみつ、なつめなど
辛
辛い味で発散作用があり、鼻や大腸によい。
ねぎ、生姜など
鹹(かん)
塩辛い味で他の4つの味を中和させる作用があり、肝臓によい。
栗、牡蠣など
※収斂(しゅうれん)作用とは組織や血管を縮める作用のことで、肌をひきしめたり、炎症を抑えたりする効果のこと
五性
・・・体の陰と陽のバランスをとるために、5つの性に分類して症状や体質に応じて使いわけをする。
寒
体を冷やし鎮静・消炎作用がある。のぼせ症、高血圧の人によい。
大根、すいかなど
涼
清涼感をあたえ、鎮静・消炎作用がある。
トマト、茄子など
平
寒熱のゆがみがなく日常食べるもの。
温
体を温め、興奮作用がある。
大葉、ねぎ、栗など
熱
体を温め、興奮作用がある。
こしょう、唐辛子など
今まで何気なく食べていた料理が実は薬善の考え方を基にしたものなのです。
これからの季節は暑さのため過ごしにくくなり、冷房病、夏バテといった体の症状が出てくると思います。
今回はこれらの症状を解消するため、薬膳の考えを取り入れたレシピをご紹介したいと思います。
今回はスタミナがつく豚肉をさっぱりと食べていただくために大根おろしと梅とポン酢で食べていただこうと思います。
下記の表には今回使用する食材の分類、効能などを書いています。ぜひ、参考にしてみてください。
使用する食材 五味 五性 効能
梅 温 酸
苦 整調、鎮痛の働き、夏バテ予防や食欲不振に!
大葉 温 辛
健胃、整調、食欲増進などの働き
大根 涼 甘
消化を活発に!体を冷やす働き
豚肉 平 甘・鹹(かん)
ビタミンB1が豊富!(=スタミナ増進)
おすすめレシピ
[
豚のステーキ 梅おろし添え
]
材料名
使用量(2人分)
豚ロース
(とんかつ用)
150g(1枚)
塩
少々
大根おろし
(水気をきったもの)
30g
梅肉
3g
大葉
1枚
サラダ油
適量
ポン酢A
15g
豚のステーキ 梅おろし添え
調理方法 (2人分)
■下準備
1
豚ロースは筋を切って軽くたたき、両面に軽くふり塩をする。
2
大根おろしは水気をしっかりきる。
3
ボウルに大根おろし・梅肉を入れてよく混ぜ合わせ、梅おろしを作る。
4
大葉はせん切りにする。
5
フライパンにサラダ油を入れて熱し、強火で豚ロースに火が通るまで焼き、一口大に切る。
■盛り付け手順
a
器にサラダ菜を敷いて枝豆・大豆・赤いんげん豆を盛る。
b
器に豚ロースを盛って梅おろしを写真のように盛り、大葉を飾る。
別皿にポン酢Aを入れ、添える。※ポン酢Aをかけてお召し上がり下さい。
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